No.530

『かわりばんこ』

あなたは僕とは違うけれど
きっと分かり合えたね
そばにいられて良かった
あの時に通じ合えなくても

綺麗になりたがってた
いつだって綺麗だったのに
汚れているなんて思い込みだよ
そうでなければ僕の目がおかしいんだ

禁じられてなんかいないから
あなたが愛せないのなら僕がそうする
生きる意味だなんて小難しいことに
とらわれて勝手に絶望したりしないで

愛したいものを愛すれば良いだけ
あなたはできていたのに
僕のことなら容易くできていたのに
じゃあ次は僕の番だよ

ちゃんと守って、かわりばんこ
鬱蒼とした茂みも、魔物の夜も
日陰のない茨の道も、裸足でも
今度は僕があなたを迎えに行くんだ。

2+

【雑記】嬉しかった言葉

自分を奮い立たせるためにこれまで伝えてもらって嬉しかった言葉を書いときます。

・「原石」「宗教めいてる」「洗脳される」
字面だけ見るとヤバみですが褒め言葉ですな。原石ってまだ宝石じゃないんだなあとは思うけど、万人に通じないかも知れないけどそう言ってくれた人に伝わったものがあったなら嬉しいなと思った。

・「頭の中は子供だけど、書き方が大人」
逆コナンかな?これは小学生の頃、創作物語を新聞に投稿してたり手づくり絵本にしてたら身近な大人に言ってもらえたやつ。今でもそういうところを理想点の一つとしている。頭の中と書き方が見た目通りというか予想通りなのは誠実で分かりやすいだろうけど、ギャップいいよなって。

・「いいと思う!」
これは、転職のタイミングですな。9割「えっ……マジか」な反応だった私の選択に対し、その人だけ「え、それ、いいと思う!」て言ってくれて恋に落ちる音がした。今も支え。

全発言に責任を持つって無理だと思うけど、自分の発した言葉が思わぬところで花を咲かせて、それを受け取った人の心に種をまくこともあるんだぞっていうのをわかってほしい。

逆に、ひどい言葉、傷つける言葉は、いつか思わぬ形で帰ってくる。もしその人から帰ってこなくても、何らかの形で報復される。何故なら、よく言われることだけど、あなたの言葉をいちばん近くで聞いてるのはあなた自身だから。ほんとそれ思う。

自分は発言してスッキリした、忘れた、正直に思ったんだから言ってもいいじゃん、悪いことしてないじゃん、事実じゃん。って、言いてー気持ちも分かりますが、少なくとも「事実」じゃねーぞ。

人が事実を語れるわけないんだよ。全部主観。その人のフィルター通した感想。写真ですら、動画ですらそうなんだ。言葉なんか、あなた、どうとでもできますから。ちょっと入れ替えるだけで悪意にも善意にもなるし、小細工なんて施しまくり。写真ですら、って言うのは、要は、その写真を撮る時間帯、エフェクト、絞り、露出とかなんやかんや、相当加工されるってことです。技術の問題だけでなくて、あ。これ撮っとこう〜。って思って、撮った。そのシーンを切り取った。そのシーンを、そういう角度で、その色味で、切り取った。それはもう「事実」「ありのまま」ではないんですよ。すっぴんではない。

そんなこと言ったら事実なんてどこにもないってことになるけど、まあ、それが事実なんですよ。

っていう私の書いた言葉も、私という人間から出てるので、相当主観的で「違う」って言える。言えなきゃいけないです。

なので、もし誰かに心ないこと、「でも事実だから」「本当のことじゃん」ってわけわからん前置き(もしくは補足、後付)でダメ押しされても「うるせえ」って思っときゃ良いんですよ。事実とか本当とか全部そいつ基準だし世間とかおばけだから。

批判は世界一カンタンな自己表現であってそれしかなかったひとの最後の砦なんでそんなものに付き合ったりましてや飲み込まれることなく、今あなたを好きだと言ってくれる人、「いいね」って言ってくれる人、見守ってくれる人や応援してくれる人のほうに尽くさないと嘘だよ。

つまらないものに、つぶされないでほしい。優しい人みんな自分を傷つけず生きてってほしい。社会にはそもそも意地悪な言葉が多すぎるんだって分かってて欲しい。でもそれは、その意地悪な言葉は、発する人の弱さに起因するんだって、いうことも覚えておいてほしい。仕方ないなって思えるでしょ?少し上から見られるでしょ?

傷つけられる必要は、時間は、ないってことを。知って、優しい人みんなそのまま生きてて欲しい。うるせえバーカてめえはてめえの人生生きてろよって思いながら、あなたはあなたの人生で本当に大切なほうを選べるようになってほしい。あなたの意思で。見方で。言葉で。

結論:優しいまま生きて。

恒例の〆。

4+

No.529

『運命の人症候群』

気づいてしまったんだ
また、運命の人に
ああ今度はそういう姿なんだ
街であなたを見かけた
前世までなら後をつけただろう
それから偶然を装って知り合うんだ
慣れたものだよ、文字通り慣れてんだ
だけどもうしない
だって忘れかけていたんだ
なぜあなたを探し続けるのか
なぜあなたを求め続けるのか
もう何回目かな、数えていなかったな
たまに似た者同士と目が合った
教えてあげないけど心でつぶやく
いつか、生きていけるよ
その繰り返しにも、終わりがくるよ
運命のひととじゃなくても、きみは
あの日の出来事を忘れたとしても。

4+

【雑記】手のひらに宇宙を

追記!肝心のスマホアプリの名前書き忘れてた!「Night sky」です。「星座」とかで検索したら色々あると思う。

人に見せたら「うわー!」て反応もらえて、もしや知らない人いたらと思い、スマホアプリご紹介。App Storeだよ。

スマホをかざした方角にある夜空の星座を教えてくれるやつ。星座盤の自動版みたいなやつ。

ベッドに寝転がって、自分に向けたら、自分の下に(地球の裏側にも)星があって、うわーってなるやつです。

拡大できるし星座も浮かび上がってくるのできれいです。

3+

No.528

歌は静かだ
あちらの世界では
こちらのほうが美しいんだとか
それもまた夢の夢だ

まだ、ここにあるよ
欲しかったもの、手のひらに一杯
まだ、ここにいるよ
隣が良かった、嘘つきは、罪だ

生まれ変わるといいね
変わらないとわかって
何度も目隠しをしたって
傷も色も消えてくれないけれど

つなぐ正体を追い詰めるうちに
いつのまにか命が減ってたんだ
傷つくことは才能なんだ
痛みは今日もきみを生かしてきた

たくさんの呪いが
言えなかった悲しみが
知る由もない悲劇が
夕立となって降ってくる

空までの淀みは洗い流され
鮮明さは不気味なくらいだ
ぼくたちは強気な思い出を遮断する
お互いにつぎはぎだらけのガーゼで

神さまはまだ幼い
箱庭でカレイドスコープに見惚れてる
今のうちに死を謳歌しよう
あなたの好きにはさせない

3+

【雑記】別人格狙い

はっきり言って今日は生産性のあること何もしてない。昨夜からニコ動でアルスマグナの踊ってみた動画見て(泉ー!俺だー!)うたプリの空耳字幕読んでMMD界隈のぞいて再燃してさーてはじめっか☆ってなったらMac対応してねえのかよ殺意殺意♪ってなってほんっとなんでですか?互換性ソフトあるにはあるけど使い慣れたもんがいいんじゃー。新しいもんにはなれるまで時間がかかるじゃろ。その間どうやってこの再燃しちまった熱を放出しといたらいいんだよ?え、マックさんよ、どうしてですか?なにゆえ汎用性に欠けるのか?チッ、マジですかしてやがる……。Mac製品に囲まれた暮らしいえーいて思ってたけどそろそろ目を覚まそうぜ子猫ちゃん……Macにはがっかりだヨ。マジにな。半年以上前に打ち捨てたノートPC・LAVIE(Win)たんを取り出して「ごめんねごめんね」って言いながらなだめすかして……ほーら動くじゃねえか。そして久しぶりにお金を産まない一日を過ごした。そしてこれが……きいてくれ3日目なんだぜ。やばいだぜ?一向に生産性のあることする気が起きないんですよねー。なぜもなにもない。こんな時は孫子の兵法に則って(?)下手に動き回らないようにする。好きなことだけする。生産性のない日があってもいい。この生産性は他者や社会に対するそれであって、それを「ない」と今言ったのであって自分自身の心には豊穣な稲穂が実っているんだよ。おわり。

あいや、しかし時の流れ早すぎませんか。踊ってみた動画みてたとき、まころんさんとか私のメイドがさんとかいとくとらちゃんとかがまだワイワイ全盛期だったころだよ、ハチもヒャダインもまだデビュー前だよ。きゃらめるだんしんとか吹っ切れたとかやってる時代ー。あーかわいかったなー。今でもおちゃめ機能が「歌ってみた」マイリス登録数1位って驚かん?すごいなー、ワイもiPodに入れて鬼リピしたもんやで……鏡音レンの亡国覚醒カタルシスからアリプロ知ってサンホラ知ってった頃やで……。緑のきのこから逃げるゲーム実況とかくそ面白くてニコ動をはじめとするネット世界があまりに芳醇だからリアルな人間関係もうどうでもいいってなってた頃……。

はあ〜……あれもこれも平成の出来事か……平成の夏、か……。蚊取り線香を知らない若者がはびこる新時代が到来するのかー。

みんな、享受したり楽しむのもいいけど、絶対どこかでアウトプットを。発信側になったほうがいい、ぜったいに、下手でも嫌になっても作り出す体験をしておいたほうがいい。でないと、萌えがあってもただ萌えを見てるだけになる。同じ土俵でなくても、どこかべつの表現手段で、自分のできる最適な方法で放電するんだ。もったいない。し、ただ溜め込む娯楽方法だと……いつか、なんか、ズーンってくる気がする。すきなもの追いかけるのもいいけどさ、SNSいっぱいあるじゃないか、それで、少しでも主観挟んだコメントでもレポでもなんでもいいんだけどさ、自分を出すんだよ。そしたら、そこが、ほころびのようになって、ほころびって負の言葉かもしれんけど、イメージとしては、ほころびになってって、ここぞって時にぶわーっとできるので。自分の内側のもの出す練習して、少しでも自分というフィルターをかけて、キュレーションをかけて、世に放たないと、身が持たないと思います。これだけみんな表現や発信をしている世界で、自分だけいつまでもオーディエンスじゃそのうち発狂すると思います。発狂しなくなったとき人は死ぬと思います。こいつ何言ってんだ?と思ったらそれを大切にしてください。なんで「こいつ何言ってんだ?」と思ったんでしょう?自分の中に違和感があるからですね。じゃその違和感を打ち消したものを、またべつの方向へ放ってみる。すると、それを受け止めた誰かがまた「こいつ何いってんだ?」て思う。これ、この繰り返しで、知らず知らずのうちにみんなでひとつの、あるいは複数の、「なんかいいもの」ができあがってく。ひとりよがりでも、賛同を得られなくても、発信することに意義があるって、こういうとこだと思う。

2+

No.527

『箱庭失格』

選べたらいいのに
自分が好きになる人くらい
ぬるいペットボトル押し付けて
このまま寝てはいられない夢を見た

美しくても失敗だった
やり方が分からないんだ
あなたさえ好きにできないなら
誰に訊ねたって仕方がないな

コントロールできないコクピットから
すれ違う顔ぶれに意味のない目配せをしてる
花束がやけにほつれやすいよ
ひとりの物になりたくないんだって

ぱらぱら、海へ落ちる人が増えてきて
自分のほうが落ちてる気分になる
空はさかさまで底なしにまぶしい
あなた、人間だ、癒えない傷がある限り

ぼくとは違う
怖いはずだ
それなのに怯えてない
なぜだ?おしえて

指を伸ばす、そのことに感動をする
ゆびを、のばす、だって?
こんなにも求めてやまない物が
今までぼくの箱庭にあっただろうか

たまにはいい
何したって死ぬことはないから
たまには落ちてみることもいい
傷くらいつけてみてもいい

4+

No.526

『プールサイド・スーサイド』

きみを見てる意識じゃなかった
世界だった
閉じた学校のプールだった
目を瞑っても季節がわかる夏の

髪を、切ったんだ
手首はやめたんだ
顔色をうかがうのも
その傷、天使みたいだね

傷つけるかな
だけどそう思った
思ったんだよ
ぼくは幸せとその逆を同時に願う

器用なのか意地悪なのか
それともただの錯乱
独りよがり
いつか気づくんだろうな

気づいちゃうんだろうな
きみはいい子
出会っちゃうんだろうな
それをきみに教えてくれる子に

きみを見てる意識はなかった
だから嘘をつかれたと思った
「見過ぎ、さっきから」。
手で覆った口が初めて笑っていた

2+

【雑記】安心毛布

ドラえもんのタイトルみたいなタイトルである。私の今日の2字熟語は「動揺」です。私どんなにいろんなことに手を広げても最終的に絶対このブログに戻ってくるからな……ライナスの毛布だからな……みんなにもそういう場所があればいいと思う。そういうところがない人がどうやってがんばれるのか分からないような人間だからなくなったとき人じゃなくなる気がする……マジにな……。

このブログでは「小説」と「詩」はこんな感じで区別します。
・詩→ぼんやりしていて脈絡がないもの。パッパッとイメージだけのやつ。
・小説→一応自分の中ではストーリー仕立てになっているもの。流れがある(と思っている)もの。

ですので、書き方とか改行とかでなく、そういう、ほんと主観的な区別です。

最近、書店で国語辞書を購入しました。今さら分厚い辞書〜?て感じもしますが、なんていうか何をするにもiPhone様〜ってなってるからたまには手を動かして脳の別の分野つかおっかな〜て。最近さんざん機械化自動化はよ慣れろ認めろ受け入れろってやたら推進したがる割に、なんていうか、こういうことなのかな……。紙をめくるって、いいね……。悪かった。

せっかくなので、国語辞書にはなんと書かれているか調べてみる。

・詩→文学の一部門。自然や人事などから発する感興、思想などを一種のリズムを持つ言語形式で表現したもの。
・小説→作家の想像力、構想力に基づき、人間性や社会の姿などを登場人物の心理、性格、筋の発展などを通して表現した散文体の文学。

ふむ。

詩はリズム。小説は筋。ということか。そう解釈したぞ。じゃあだいたい合ってる。

こどもの時にほしくてほしくてほしかったキラキラの折り紙がふつうに100均で大量に手に入る世の中になっても好きなもののありがたみって減らない。そういうものが、これからもみつかるといい。ここを読んでくれているひとにも、みつかるといい。

4+

【小説】神様失格

まだわからないな
せっかく涙に色をつけたのに
まだわかってあげられないな
ぼくは神様失格だ

山をなぞる夕陽の輪郭
ひと、それ、すきだろう?
ぼくはそれを見ている人がすき
わるくないなと思うんだ

人も、そんなに、悪くないなって
天使たちはやめとけって言う
口の悪い彼らは嘘はつかない
だけどぼくは試してみたいな

だっておかしいじゃないか
知らないもののために為すのは
いいとかわるいとか言えないじゃないか
なんにもわからないままでは

そう思ったんで、ぼく、涙に色をつけた
恥ずかしくないように、ぼくにだけわかるように
かなしいの?つらいの?うれしいの?
なつかしいの?おまえ、いま、しあわせ?

色がわかったところで理由はわからない
どうして?ねえ、どうして?
質問ばかりのぼくはある日地上に放られる
天使になりたての悪魔から

おまえがいたんだよ
ぼくの降った街に
すみっこに
ぼろぼろで

こんな話信じる?
こんな話信じたの?
おまえ、初めて
それって、神様みたいだ、ほんとすごいよ。

2+