【雑記】そう言って私は

はあ〜?これいつ書いたものですか。良い詩ではないか。しめつけられる。めちゃすこ。

っていうかけがえのない自己満が無ければ個人ブログなど続かないのである。自己満様々・万々歳である。

予約投稿してるので、数日とか数週間前のが目に触れて、もう、まったく別物なのである。書いた時は書き手で、読む時は読み手で、両者の間に隔たりがあるのでそれはまるで別人の書き物なのだ。

そう思うと、これまでいったいいくつの別人を失ってるのだろうかと思うね。

頭の中に浮かんだこと、心の中に浮かんだこと、いちいち気にしてたら生きていけない発狂する。たまに気が向いたら拾って磨いて棚に飾ったりまた磨いたり叩き割ってさらに中から小さな宝石を取り出して「ほらね」と笑う。

そういうことを人は繰り返す。

でも、そういうことせずとも生きていけるからしないこともある。

残さなかったものや残せなかったものはどこに消えるんだろう。誰の目に触れなくても落ちた雨粒が巡り巡って花を咲かせるみたいに、海に流れ着いてビーチパラソルが集まるように、そういうことなのかなって思う。

どんな日常や幸せも、死骸の上に成り立ってるのかな、って。ダークな意味ではなくて、足元の砂とか埃とか、そういう小さいものをさ、どうでもいい、という時、それを聞いてる何かがあるような気もしてる。

ということも書かなければ残らなかったし伝わらなかった。

一瞬一瞬の出来事なんだ、ほんとうに。

そう言ってなつさんは窓に養生テープを貼り始めた。