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期待してる。崩壊と構築。終わりまで立ってた方が勝ちだよ。そんな世界線で、肉体と視界が乖離してる。当たり前のこと。共通認識?それはそもそも何であるか。仮面を剥がし ...
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きみが好きだったものを初めて読んだ。知ったふりをしていた、きみが好きだったものの中にぼくが位置していたこと、今となっては奇跡みたいに思うよ。十七なんてほんと遠い ...
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おまえかわいそう。ぼくなんかに好かれてる。取り柄がないんだ。なにひとつ。あげられないんだ。命だけは別として。朝か夜かわからなくなったら電話して。それだけでいい。 ...
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上手に歩こうとした できないって落ちてくんの ぼくわかってた ぼくはわかっていたよ 簡単な予想 歩くための足じゃなくて 蹴るための足だから きみは一度 一度きり ...
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懐かしいね 語られなかった物語 ヒビの入った瓶越しに 歪んだ初恋を見ていた 正視する勇気がなくて 言葉はだけど素直で 傷つけても血は流れなかったね やり直そうと ...
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違うものになろうとした きみという僕は何度も失敗をした 違うことはわかるのに 自分が何だか分からなかった すれ違う人に 運命を感じたくて靴を買った 時間だけが過 ...
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ずっと昔に欲しかった蛍光ペンの オレンジはこんな色だ 夕焼けが欲しい、と言えずに こんな色のペン、と言った臆病者だった 始まりがあれば 終わるもんだと思ってた ...
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使いきれなかった生を もう一度まわしていく 嘘だって言われても その言葉に圧力はないから 自由には色があって きみの目と同じだった だから離せなかった だから何 ...
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こんなもの大切にしてどうなるんだ 大切なものを辞書に探すような奴だ 光るものを疑って暗闇に引きずり込むような奴だ きみの幸せを願えなくて一緒に落ちろと言って 受 ...
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今日も世界の美しさを誰とも眺めなかった 他の贅沢を知らなくて他人の情事に首を突っ込む お金はあるだけいいけれど言葉は控えめに悪どい 勇気を、もらっていたんだ 無 ...
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呪いも祈りに変わる 光をまとえば 遠くから聞こえる叫び声も 安眠を助けてくれる旋律 時間が流れて 月が昇る いつか同じように見ていたね 名前は覚えていないけど ...
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薄い膜の向こう 名前を覚えていると 悟られてはいけない 初めてのように挨拶をした 産まれたんだものね 死んだんだものね やり直しではないんだ 新しい命になったん ...
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傷をえぐれば許される もう充分だと擁護してもらう 足りないと悲惨なまま ぼくたちは居場所を失う 顔のない犯人 姿のない不特定多数 ぼくだってそうだ ぼくたちだっ ...
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毛布の中で聞くラジオから だれかの遺言が流れてくる ここが世界ならいいのに ここがすべてならいいのに 許される理由が見つからないから 息をひそめて 光に向かうこ ...
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僕たちは一度きりだ 実感できないことを語るとき うそつき、と空から言葉が降ってくる お利口に聞こえないふりができる 今年は一度きり 今日は一度きり いまこの瞬間 ...
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69個の詩を書いたようです。読んでくれてありがとう。良いお年を! ...
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私は光がなくても生きられる 嘘でしょうと思うでしょう 逆なの、光があると生きられないの 謎謎のように感じるのは定着した証ね あなたこの世界を正だととらえることに ...
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手を伸ばした という事実が欲しいだけ そういう触りかただね 誰も悲しませない 揺さぶられない感情は 何のため、とあなたに問うよ 答えられないあなたの目を見て な ...
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百年に一度の出来事を 奇跡と呼んでいいのか迷う 口にしていいのか 君に伝えていいのか 二つ並んだ小さな星は この距離じゃないと分からないんだ ぼくのぼくのぼくの ...
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ずっと守っていた 守られているのは自分だと 認められずに血を流した 綺麗な赤ほど生臭いな (目と鼻のどちらかが嘘をついた) 僕の祖先が誑かしたんだ 愛をお告げよ ...
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