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使いきれなかった生を もう一度まわしていく 嘘だって言われても その言葉に圧力はないから 自由には色があって きみの目と同じだった だから離せなかった だから何 ...
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こんなもの大切にしてどうなるんだ 大切なものを辞書に探すような奴だ 光るものを疑って暗闇に引きずり込むような奴だ きみの幸せを願えなくて一緒に落ちろと言って 受 ...
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今日も世界の美しさを誰とも眺めなかった 他の贅沢を知らなくて他人の情事に首を突っ込む お金はあるだけいいけれど言葉は控えめに悪どい 勇気を、もらっていたんだ 無 ...
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呪いも祈りに変わる 光をまとえば 遠くから聞こえる叫び声も 安眠を助けてくれる旋律 時間が流れて 月が昇る いつか同じように見ていたね 名前は覚えていないけど ...
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薄い膜の向こう 名前を覚えていると 悟られてはいけない 初めてのように挨拶をした 産まれたんだものね 死んだんだものね やり直しではないんだ 新しい命になったん ...
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傷をえぐれば許される もう充分だと擁護してもらう 足りないと悲惨なまま ぼくたちは居場所を失う 顔のない犯人 姿のない不特定多数 ぼくだってそうだ ぼくたちだっ ...
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毛布の中で聞くラジオから だれかの遺言が流れてくる ここが世界ならいいのに ここがすべてならいいのに 許される理由が見つからないから 息をひそめて 光に向かうこ ...
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僕たちは一度きりだ 実感できないことを語るとき うそつき、と空から言葉が降ってくる お利口に聞こえないふりができる 今年は一度きり 今日は一度きり いまこの瞬間 ...
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69個の詩を書いたようです。読んでくれてありがとう。良いお年を! ...
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私は光がなくても生きられる 嘘でしょうと思うでしょう 逆なの、光があると生きられないの 謎謎のように感じるのは定着した証ね あなたこの世界を正だととらえることに ...
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手を伸ばした という事実が欲しいだけ そういう触りかただね 誰も悲しませない 揺さぶられない感情は 何のため、とあなたに問うよ 答えられないあなたの目を見て な ...
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百年に一度の出来事を 奇跡と呼んでいいのか迷う 口にしていいのか 君に伝えていいのか 二つ並んだ小さな星は この距離じゃないと分からないんだ ぼくのぼくのぼくの ...
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ずっと守っていた 守られているのは自分だと 認められずに血を流した 綺麗な赤ほど生臭いな (目と鼻のどちらかが嘘をついた) 僕の祖先が誑かしたんだ 愛をお告げよ ...
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言葉がぜんぶ光になって 形を失ったらどうしよう 差し出せるものが無くなったら君は 僕を残して歩いて行くかな 忘れないよと約束する優しさが 百年後の君を苦しめるだ ...
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(思いつき。途中でぱったり終わる話) あなたが今いるここは天国です。 と言っても風光明媚な光景を比喩しているのではなく、正真正銘の。 いわゆる死後の。 と聞いて ...
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首が寒い。いや、冷たい。何かあてられている。 首にあてられる冷たいものと言ったらそれはもう銃口かナイフだろう。 ぼくの生き方をしているなら誰でも。ぼくの人生を生 ...
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冬の光は透明だけど 好きな色を変えてしまう 好きな人を変えてしまう きみの好きな私も、たぶん。 変わらないでいると 誰かは救われると思っていた 変わらないことで ...
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もう届いてる、 きみが言う 手はもう届かせられる もし届かないなら あなたが拒んでいるだけ 本当は途中が気持ちいいだけ ぼくは分からない いつまでも分からない ...
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手のひらを見た。ずっと一緒だったのにあまり見たことはなかった。そんなことが多い。そんなことばかりだ。 冬に向かう午前九時。壁にかけられたままの制服が笑ってる。 ...
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仰向けに見た電球 魚がくれたお守りみたい 気づかなかった 忘れていたよ あかりを消したい 照らし出すものを ぼくは醜い 君も、そう思う? 平気そうだね 星は傷つ ...
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