【雑記】夢中にならなきゃ生きられない未来。

ちょっとするはずのことをする予定がなくなったからブログを書いていますが、読んだりもします。米津玄師さんのLINEBLOGの感じがけっこう好きで、いい歌作る人はブログまで良い感じなんだな。うむ!てなりながら、読んでますが。去年8月記事にこういう文章あって「それだ。」て、なる。

親が近所の人に「うちの息子は全然駄目で〜」みたいなことを言ってる姿を見て、お前が育てたんちゃうんか、と憤ったことを憶えている。それ以来こういう謙遜文化は悪だなと思うようになったので、自分が作った音楽にはいつだって胸を張って「美しい」と言ってやろうと思っている。むろん美しくないものを出してるつもりもないけど。

LINEBLOGには千眼美子さんのブログあって何気なく読んでたらけっこうあかるく幸福の科学ネタ書いてて「そうだな。」ってなった。メディアがさんざん叩いた人もそのあとの生活があって楽しいこと楽しいって感じながら生きてて、いや幸福の科学についてあんまり知らないけど、もういいじゃん。てなった。個人のブログっていいね。マスメディアが植え付けたいイメージとぜんぜん違うんだもん。テレビでガーッと言われてる人がブログやSNSでピカーッと光ってるとほんと希望だなって思うし、これが強さだと思うな。中央集権は(マスメディアはもう崩壊してるかもだが)、どんどん時代遅れになってって、一箇所停電したら全部だめになってしまうような時代は、もう、なくなってくんだよね。分散化だよ。

誰かが植え付けようとしたイメージに踊らされることも泣かされることもないし、反論したければ自分のメディアで反論ができる。し、見るほうもそれを一次ソースとして尊重すべき。どうだろ、みんなはどうとらえてんだろ?かつてのマスも昨今ではだいぶ「この流れやばいな」ってんで視聴者やSNSに寄り添った(媚を売ったような)あり方に変わってきてるように思うし、データ活用とも言えるんだけど、マスはマスにしかできないことするともっといいのでは?「お、やるじゃーん」ってなるのでは。隷属的にならずに。追従じゃなくて差別化といいますか、なんかできるのでは?それが何かはここで考えることをしないしべつに期待もしてないが。

ただ、「こういう世界あるからこっち来ればいいじゃん。」て言える、いろんな選択肢が並んでる状態の時代って、もっと色濃くやって来ると思うのね。うん文章おかしいね。直さないけどね。

これまではマニュアル通りにできる人がちやほやされたけどもマニュアルは人間がこなすべきことじゃなくなってAIの領域になるから今後は好きなこととことんできる偏執狂の時代になってくのね。で、そうすると取り残される人種がどんな人種かというと「好きなものがないひと」「夢中になれるものがないひと」なのね。時間を忘れるほど打ち込みたいことなんてない、仕事がなくなったら何をしたらいいかわからない、何をしても飽きっぽいし熱中できない。こんな人がこんど路頭に迷うのね。で、となると将来のペテン師像もイメージができてくるぞ。「あなたを夢中にさせるもの見つけます」とかさ。「あなたが本当にやりたいことをあなたのオーラから見抜きます」的な?さ。みんな夢中になりたくて、夢中になれるものに恋焦がれて、夢中になるためならなんだってする!っていう、夢中になる対象を見つけたい症候群に一斉に陥る時代がドーンとくるのでは。想像でものを言います、ええ。そういう場所ですからな。

だからそうなると夢中格差ですよ。世の中は大夢中戦国時代になって、いかに好きなことに熱中できるかで人間はランク付けされて何においても夢中になれない人は落語者で這いつくばって生きてくしかない的な。えっあなた会社も行かず四六時中ゲームしてたんですか?羨ましいです!どうしたらそんなに夢中になれるんですか?どうか僕にも教えてください今日からあなたを師匠と呼ばせてください死ぬまでついてきます!って段階までいってしまったらこれはもう夢中コレクターという亜種ですね。そんで夢中になるためのノウハウ蒐集家として国内に名を馳せるんですが世界は広い。もっと頭のおかしな夢中コレクタがいてそいつはなんつうかもう「夢中になったものへは命を差し出すのも厭いません!」と言いながら死ぬのね。それにエモさを感じて後追いする若者が続出してもう地球人口激減するから。そうしたらそろそろ人々も熱狂からさめて「あれ……おれたちは、一体何を……」あたりを見渡すと無数の死体。その体じゅうに「夢中」の文字がびっしりと入れ墨されているのであった。

って時代が?

A:来る
B:来ない

ファイナルアンサー?

2+

【雑記】フライパンでバッティング。

自分が昔書いた話好きすぎて泣いた。

って、馬鹿っぽいけど幸せなことじゃありませんか?何回か同じこと言ってるけど、自分が肯定しないことには、自分が「ふぁ……イイ♡」って思えなければ、続かないでしょうよ。根拠なき自愛の重要性を認識すべき。愛も自信も根拠がないから愛や自信になるのであって、むしょうに謙遜したくなるのも人前だからでしょ。いや謙遜したって分かるからね、謙遜=自分の作ったものが駄作だと本心から思っているのではなくて、差し出す相手への働きかけですよ。

「私、料理つくりました。自分で味見した時めっちゃうまかったです。だけどあなたの味覚よくわからんからあなたが美味しいと感じることができるかどうかは私の預かり知るところではない、てか知ってたら怖いやろ?ん?なもんで便宜上謙遜して差し出しますが劣悪品ですって紹介してるわけと違いますよ勘違いしないでね」ってことでしょ?でもこれが逆になると危ないんだよ、逆ってなんにせよ危ないっすね。逆流。逆走。逆探知。うん危ない。

「私これ美味しかったからあなたにも口にしてほしくて差し出してみたけどどうやらあなたのお口には合わなかったみたいで吐き出してしまいましたね、私料理人失格なんでもうでしゃばりませんね料理つくりませんね、だってあなた吐き出したから」。

って逆転発想になると今度は大変ですよ。あのね、だって、ないがしろにされる人間が多すぎるんすよ。

あなたが料理をやめたことで誰かが幸せになるか。たぶん、ならない。もしかしたら「まっずい料理食わせやがって、ぺっ!」って人は多少せいせいするかもしらんけど、あなたが料理をやめたことで幸せになるってところまでたぶん面倒見切れんのね。ていうか気にしてない。

にもかかわらずあなたはフライパンを捨てる。

こうすると、今度は飢えて来る人が出てくるわけです。3タイプも。

1.あなたの料理を食ってたひと(「うまい」と言う言わないにかかわらず)
2.あなたの料理をこれから食っていたかもしれないひと(とりわけ「うまい」と感じる味覚の持ち主)
3.あなた自身

ほら、こんなに。やばいでしょう。こんなに多くの人が、あなたがたった一人の人間から「まずい」言われたことをきっかけに料理やめたせいで飢え死にするんですよ。平気ですか?生きていける?あなたはそれでも 人 の 子 か !

ってなるでしょう。

でもある種仕方がないとも言えるんですよ。なぜってね、クレーマーは文句言うけど、受け入れる人ってとりわけ何か言うわけでもないから、なのね。「うむ。今日もうまい。ごちそうさま」。おわり。

これじゃあ、料理人が「まずい。」のたった一言に過剰反応してしまうのもある意味仕方がないと言えて、なのでちゃんと愛を示そう。おわり。

2+

【雑記】恒例の結論。

10年以上前ちょっと交流あった方が(と一方的に思ってるだけかもしらんが)好きなもの扱う実店舗ひらいてて老師のような気分になった……ああ、老師ってこういうかんじなんだろうな、「ほほう、あの子が、あれをああして、ああなったのだな……」っていう。

唐突だが私のリサーチ力けっこうあるからな。人間よりパソコンと向き合ってる時間のほうがよほど長い人間だからあらゆる手段で探し出すからな……ククク。というのは冗談にしても、ふと思い出して「あー、あの人どうしてるんだろ?」って思った時に、あ、ほらネットに一旦流れ出た情報は消えないっていうじゃないですか。ACのCMとか。まあ危険性を訴えるためにそう広告するし、プライバシーに関しては確かにそうなんだけど、実際消えるのね。矛盾してるけど、拡散されることがなかったらやがて消えるのね、データって。誰かに守られなければ、しばらくは廃墟や荒れ地のように、原型をとどめながら朽ちたり朽ちなかったりするんだけど、それすらなくなってくのね。で、「あの人の作品にふれたい!」ってなった時に、最後の消息まではたどり着いても「あ。ここまでだ」ってあるでしょう。他のジャンルで他の名前で生きてはいるんだろうけど、そうなると足止め食らった感はんぱなくて、あーあのときもっとちゃんと好きだったって伝えておくんだった、って1ミリくらい思ったりするからこれはある種恋愛感情なのかな?人は消える。形あるものはいつかはなくなる。そして思いだけが残る。これを実感してるのとしてないのとではおのずと愛で方も変わってくるはずだよ、伝えるべきだよ。

「私は好きだ。」ああ、この一言でどれだけ励まされることでしょう!じゃそれ気軽に「いいね」で示せるSNS万能じゃね?ってなるでしょ。はい、きた(?)。わかるんです。私もSNS結構アカウント作っちゃ消し盛り上げちゃ消しやってるのでその良さも便利さも拡散性の半端なさも実感した上で言いますが、ちょっとやっぱ違うんですよ。て言うと旧式思考ってことになるんすかね。んーいや、どうだろ?SNS疲れとも言われるし、なんだろうな。避難所って嫌じゃん?ん、話題切り替え唐突?まいいや。避難所って数日間が限度なのね。ストレス。仕切りって大切なのね。ある程度隔絶されているおかげで人は人らしく、自分は自分らしく生きられるのね。てことはSNSむき出しすぎませんか。柔肌晒して歩いているようなさあ、見ててひやひやしますよ、おっさんだから。そら疲弊するでしょう。なので一枚、二枚、衣を羽織るべき。自己防衛だよ。くたびれないための。くじけないための。無駄にしないための。仕切って、不便を作り出すんだ。不便がきみを守ってくれることもあるので。隔絶を否定しないで、塀を立てるんだよ。オープン・イズ・ベターでもベストでもなくて。

わたしほんとそれ思うなー。無理だよ限界があるもん。人間が液体ならいいけど固体でしょ。混ざり切ったり融和することってなくて、せいぜいすり合わせてくくらい、それもどちらかが必ず我慢をしている。無理があるんだよ、学校や会社だってそうだよ。たまたま同じ時代に同じエリアで産まれたってだけなの。会社となるともっと自発的とか主観的かもしれんけども、それでもやっぱり無限の可能性の無限の選択肢から自由に選んだわけじゃないし選ばれる立場だったんだから学校とそう変わらないのね。じゃ、無理。だってそうだよ。いじめ?なくならないよ。無理だよ。うつ病?なくならんし。平等?平穏?みんななかよく?はい、むりー。そうじゃなくて、適当にやり過ごす姿勢を学ぶ場でしょ?幻想を抱くから裏切られたり「うまくいかない」って思ったり死んでしまいたいって思うんだよ気づこうよ。むしろ、団体生活でうまくいくっておかしいんだよ。適当に集められたメンバーでさ、友愛とか絆とか生じるの不気味だよ、フィクションだよ、へんだよ。うまくいかなくて当たり前だし、それができないから粗悪品って短絡的すぎるでしょう。まずは思い込みを捨てるんだよ。いいんだよ。いいんだ、とわかった上で、でもやり過ごすんだよ。学校も会社も人間関係学ぶ場所じゃないんすよ、気に食わない環境をいかにやり過ごすかを模索する場所でしょう。ほんとそうだよ。

結論:あなたはなんにも悪くない。よって死ななくていい。

百年もすりゃどうせ死にますけど?それでも今手を汚しますか?私いつもこの結論。何の話してても。何の話だったか忘れたし読み返さないから軌道修正もできないです。したがって、ここでおしまい。

2+

【雑記】イメージを反転するということ。

テレビやスマホをぼーっと眺めている時って自分の中に大量の情報や意見が「流れ込んでくる」イメージでそれまでいたんだけど、それで「受動的」って言葉を使うんだけど、あ、本を読む時とかもね。受け身だなって。でもそれってそうなのかな?「吸い取られてる」「搾取されてる」ってイメージもあらたに浮上してきた。私たちはぼーっとしてる時でも実は何かを見ていたりさ、考えていないような時でも受け止めていたり晒されていたりする。その時、スポンジが水をじわじわ吸収するイメージ?まだマシ?でも実際は、ぎゅーーーっと吸い取られてるんですよ。時間や命が。そう思うと、うわっとなって、まあ、うわっとなっただけ。特になんもしないけど。動き続けることはできないし。生産性のあることばっかできないし。合理的なことばかりじゃいられないし。くだらないことや無駄なことやそれはやめとけってこと続けてしまうのが人間だし。これ村田沙耶香さんの『消滅世界』って文庫本を読んでて思った。家族制度が今と違ったパラレルワールドなのね。その世界では男女みんな避妊されてて夫婦間の性行為は近親相姦なの。で人間同士恋愛してもいいんだけど多くの人がアニメキャラとか愛してる。ほー。ありうる。って世界なんだけど主人公はキャラを「キャラ」っていうのに抵抗あるのね。本気で好きになった相手だから。そんで、まあ、旦那とキャラとは?みたいな会話をするんだけど「人間はキャラを自慰に利用してるだけだ」ってあって、でももう一つの意見は「搾取されてんだ。気づかぬうちに経済ベースにのせられて」みたいな、そういう。これなんかほんとそうだなって面があって、そうだな、って。それだけ。適当にあらすじ書いてるから適当だけど。

全く同じことを語っていてさ、一人は足すイメージで、でも別の人は引くイメージで。これってすごい。同じものを見てるつもりになってるだけで、まあ、見てるんだけど、真逆って。これが何重にもかさなって、だから「わかってくれる」「わかってほしい」はとことん幻想だなって気づくべきだし、でもそのいっぽうで「わたしはこう考えることで絶望した」「そう?ぼくはこう考えるから希望を抱いてるよ」って言えるわけで、白黒あって白黒つかないんですよね。人間は我慢できないはずだよ。だってグレーゾーンが得意な人っていないじゃん。どっちかだと確信して安心を得たい。なのにみんなばらばらのことを言う。だけど分かり合いたい。あああ人間ってほんとめんどくせえなもう隠遁したほうがマシ!てなったのが現状の私ですね。長い自己紹介であった。

今日はこのお話を紹介。
最後5行が自分が書いたものじゃないみたいで好き。自分が考えそうにない考え方で。波に乗ってグイグイ書いてるとたまにこういうことが起こる。ここに落ち着いたんだ、ていうの。そういうのがあるから、やみくもに吐き出すのも悪いことではない。われを失うことも、グレーゾーンを突き進むことも、たぶんあんま、そんな、思ってるほど悪くない。少なくとも思ってるよりは。だって根が心配性じゃん。どいつもこいつも。もちろん自分も。なので想像したより悪いことなんてそうそう起こらないよ。まったく起こらないとも言えないが。

クーラーが 壊れたままで 秋の風。

2+

【雑記】優しさが優しいとは限らない。

闇の力ぽいものを、軽視したり忌避したり、ましてや打ち消そうとして抗うことはないように思う。楽しいという気持ちや好きだという感覚を自然なものとして受けいられるように、その逆もまた受けいれなければ、人として嘘であるように思う。それは自分にとって好ましくなかったり、一見不利であったり、周囲に露呈したら恥ずかしいことのように思われる。そういうわけでひたすら隠したくなるかも知れない。だけど、どんな感覚であれ生じたからには自分がそう感じたはずで、しかも意外とまじでこいつをうまく利用することで、より良い方へ、より高みへ行けることがある。コンプレックスや、嫉妬心など。復讐心とか、あいつを見返してやるんだという気持ちとか。こういう感覚は抱いていても仕方がない、際限がない、そんなもの捨てて自由になれという人にたまに会う。きっと誰でも。だが、そんな時は、果たしてそうだろうか?と、思って欲しい。それは自身の中にある「こんな感情捨てたい」「苦しい」「恥ずかしい」に一致するので、その人のいうことはさも正論であるように感ぜられる。その人こそ自分を正しい方向へ導く救世主なのでは?とすら思う。だが待てよ、と、ふと思って欲しい。それ以前に。その感情が、感覚が生まれたのは何故か。それをよく知りもしないで「自由になりたい。解放されたい。美しい心の持ち主になりたい」と思って捨て去っていいのか?てか、できんのそれ?幸せを噛み締めている時に笑うなと言われたら腹が立つように、マイナスの感情が湧いた時にそれをただちに捨てろ解放されろ自由になれと言ってくる人物に対しても、また反感を抱かないと嘘では?どちらも自分のものだからだ。助言してくる人がどれだけ善意で、または悪意で歩み寄ってきているのだとしても、思考の持ち主はいつだって自分だし、自分でなければならないと思うからだ。すぐに共有して分かち合って励まし合ってたしかめあって舐め会うような、絆。絆って、きもちわるいや。って、わざわざ口に出す必要もないけど(なぜなら本心から絆が必要な人もいる)、違和感を抱いて欲しいんだ。もっともらしくても、正しくても、優しくても、好意的でも、善意でも、一瞬「うーん。それは、どうかな」っていうのを。他の種類の感情と分け隔てなく、難しいのだとしても、自分に生じたものであるなら、全部なにかのメッセージだとして、自分だけで受け止める夜があって欲しい。すぐに救いを求めるのでなくて、それぞれひとりで泣く夜があって欲しい。雑多なようで、潔癖すぎるよ。ごちゃごちゃしたものに対して。シンプルなものは羨ましい。しかし簡単に操作される。俺の人生に口を出すな、くらいの気概は、心のどこかにあるといい。

3+

No.547

嫌いになったりしない
理解できないくらいで
期待もしていない
拒絶されてもきっと平気

たぶん存在が邪魔なんだ
空気のようになりたい
あるいは水、差し込む夕陽
感覚で察知できないものに

記憶が形を持たないことは幸いだったね
恥ずかしくても生きられる
分かり合えなくても願うことができる
君は君の幸せを感じていてと

どうしても信じられなかった
信じられないままそばにいた
誰にも責められなかった
責められるはずもなかった

鍵は一番近くに隠しておいた
目に届いたほうが安心だろう
ぼくが毎日水を取り替えた花瓶だ
君は人より植物を愛するから

ごっこ遊びの延長なんだ
子どものまんま成長していない
嘘は思いやりの一形態で
器用に優しい毒を流し込む

みんな幸せになって欲しいなら
この世界を壊さないと駄目だったね
ただそれって現実的じゃないから
小さな単位を先に壊すんだ

生まれて今までに見た
夕焼けが一気に押し寄せてくるんだ
輪郭から解き放たれて
もういいよ、もういいよ、って

ぼくを迎えに来たんだ
君は強いから平気だよ
君は弱いから平気だよ
どんな言葉にもとらわれて欲しくない

何も言わずに消え去っていく
そのおかげで君は忘れない
ぼくを忘れない、忘れられない
卑怯だ、憂鬱だ、これが定めだ

3+

【雑記】ひふみん

漢数字の「一」「二」「三」って眺めているとなんだか人間の原始的な部分が見えて好きになるんすよね人類。だって1を「一」と書くとする、って単純キュート。すっげ分かるわ親切。そんで2を「二」と書くとする、って愛くるしいかよ。一を2つ並べたら「二」て。単純愛くるしい。そんで3を「三」と書くとする、ってキューティーハニー?で4でいきなり「四」にしたのなんでだよwww急にインテリぶって法則ねじまげてんじゃねえよwwwこれまでずっと横棒の数で数えてたじゃん、それをさあいきなり。「四」って、パッと見で分かるの法則どこいったしwww

ははは。

…ふーう。

はーあ……。

生理痛つら。ひさびさに重いやつ。

でも身体的に不調な時の感性ってバカにできないんすよ。普段思わないこと思ったり、おかしくもないことで笑い出せたりするからね。気をそらすために人間に備わった本能的なあれこれかもしれんので、皆さんもそう思って乗り越えるといいよ。

そういえば、このお話は、生理が重かった日に書いたやつなんですよ。もう13年前の夏なんですけどね。……ええ。……えっ!じゅうさんねんて、おま。

過去作品すこしずつ紹介していくスタイル。

そう。今日は、学園を舞台とした少女コミックの王道設定を調べたりしていたんですが、とかく虐げられたがりなの何でだろ。ドS王子とか、腹黒俺様キャラに「もっと言って〜」な受け身体勢になりがちなのなんでだろうな。ディスりではなく生物学的に何かあるのかなって純粋に疑問。そのくせ徹底して根拠を調べるほどやる気があるわけでない。ある種「尽くしてくれ」感があるのかな。ドSって能動的じゃん。ドMって受動的じゃん。壁ドン「されたい」。顎クイ「されたい」。働きかけて欲しい、私待ってる、尽くして見せて、私の前に傅きなさいよ。って逆に精神上は上からなのかもね。上から目線で来させるという支配権とでもいいましょうか。たぶん主導権奪いたいとまでは思ってないんだよ。「楽しませなさい」って気質じゃない?むしろ、これ。これだからドMはおそろしいなあ。しかしある地点からドSを屈服させたいという欲求に変わるでしょ?少女コミックや文庫にありがちな俺様キャラ見てると(はあ……何を偉そうに。いい加減こいつ屈服させたい)となって、少女たちはそこまで見越してるのでは。「お前は俺の犬なんだから絶対服従だろ」?あっそ、じゃあライオン連れてくるねー♪つって顔面蒼白にさせたい。わっかるかな?女性の中にはいずれそういう傾向が生じるように仕組まれてて全部伏線なのかな、って思うことある。これがBLなんだろうね、この走りが。もともと人間って女性主導のほうがうまくいくのでは、合理的なのでは、ってーとまた◯◯主義とか言われるのでぼやっとさせときたいけど。フィクション見てるとその葛藤があるなって思う。

結論:腹黒俺様キャラは原則受け。

ふむ。言葉にすると真新しくもなんともないね。何年も前から見聞きしてたことだよ。この界隈では。

2+

No.546

失うため生きた
失うことがしたくて
失えるものを手に入れ
約束どおりに失った

朝の海が橙だった頃に
熱中した自傷に似ていた
ぼくたちは持っていない
だから拾いに歩いた

液晶画面から流れ出す
流れ込むそれを
毒だとわかって
受け入れるんだ

解毒作用を確かめたくて
死の淵に立ちたくて
大丈夫か知りたくて
誰かを安堵させたくて

とっくに壊れているよ
やさしい声がささやく
その声を聞きたくて
何度も馬鹿をやっている

発狂の過程だよ
いやに長引くグラデーションだ
振り返れば平気かな
きみはいつから平気になった?

信じたものが形を変える
信じるほうが狂ってるんだよ
それは覆せない事実だ
夜が来るたびに最後を思う

可愛く思えないんだ
傷つかない生命なんて
ぼくがいなくても
生きられるかたまりなんて

(だって、そうだろ?)

口々に呪いをかける
古めかしい儀式は新しい
手のひらだけで割った卵から
青い鉱石が転がり出てくる

ピンを止めるんだ
どこかで時間を
変わらないことを恐れないように
もう誰もしなくなった恋とかを始める

3+

No.545

懐かしい声がした
子ども向けチャンネル
エンディングテーマ
きみの名前がそこにある

人違いかな
珍しい名前じゃないし
でも当たってるよ
そう考えたほうが世界はやさしい

三分間の夕立が
ミニチュアの虹を連れて来る
わたしここまで歩いたんだ
きみはそこまで走ったんだ

悪くないね
どちらの景色も
きっと悪くない
正解や間違いに怯えない限り

生きていける
何も犠牲にしなくても
生きてこれたよ
好きを嫌いに変えなくても

3+

【小説】よくある話

新しく無邪気な朝陽が
あなたの睫毛に影を作るより早く
この手紙をぼくは書いています
約束どおり左手で

キッチンに豆のスープと
パンケーキがあるので食べてください
今日だけは好きなだけシロップをかけて
焦ってはいけませんよ、少しずつです

いつかあなたに言いましたね
建物の外は灰色で
毒と鉄骨だけ残る汚染された世界だと
いつから嘘に気づきましたか?

自分以外がみんな器用で優秀に
思えたんです、どこか真実で
ぼくは存在していい
類の生き物でなかったんです

それだけのこと

最初は食べるつもりでいたんです
あなたは弱くて簡単そうだ
非力で知恵のないぼくにも
仕留めることができるだろう

できただろう
だけどぼくはしなかった
あなたが笑いかけたので
ぼくの素性や才能と無関係に

それで今まで暮らしたんです
絵本で文字を覚えましたね
角度を固定した望遠鏡からたまに見える
夜空の星で、わかる、あなたは賢い

ぼくの嘘に耐えられない
そんな時がいつか来るだろう
来なかったとしても
いつも予感に怯えるだろう

その目に写したくなかったんだ
ぼくはあまり美しくないので
計画は一年ほど前に立てました
あなたがここにある本をすべて暗唱できた頃

いいですか、外の世界は美しいです
ぼくが目を背けるほどに
あなたにはきっとふさわしい
ここで過ごした日々も忘れられる

これを謝罪文だと思わないでください
手紙で謝罪されるようなことが
あなたの身に起こったんだと
ゆめゆめ思わないよう用心をして

あなたが随分と賢くなってから
唐突にこの世界へ放り出すことが
馴染めなかったぼくからのプレゼントです
ひとつくらい良いことをしたいです

最後にひとつ
この部屋には色がありませんでした
あなたがここを出たら最初に
色の洪水に侵されるでしょう

怖く感じるかも知れません
しかしすぐに涙が出てきます
こんなに美しい景色があったのだ
もしあなたがそう涙を流すのならば

それだけでぼくが閉じ込めて
嘘をつき続けた挙句に
放り出した意味も分かるでしょう
しばらく涙は乾かないでしょう

読み終えた手紙は食べてください
証拠は少ないほうがいい
あなたは被害者でぼくは加害者だ
よくある話を人間は大好きだから

4+