【雑記】聖域は持ち歩く時代

うどんやポテチを食べていても、なんかそんなことに負けないものを書きたかった。一駅で読めて、映画一本の感傷に価するものを。ゆっくりと、そのために割く時間がなくても、手を伸ばしたら触れる場所にあって、もうなんもかんも嫌になっちゃったなあって時に、フードをかぶる程度に逃げ込めるところ。ポータブル・サンクチュアリ。あ、詩の話ね。わけわからないままに「なんか好き」って、思ってもらえるような、向かい合うことはないかもしれないけど、「なんか、今日もここにあるな」って思ってもらえるような。そういうものを間に挟んだなら、正気を失わずに生きていける気がしたんだ。悪くない気がしたんだ。それが続いていけば。突然終わらないなら。時間が経ってもあり続けたなら。伝われと思った。それだけだって言いたかった。