回顧雑記。
私の記憶がスタートしたころに住んでいた島です。
何気なく検索かけたら可愛いサイトが存在してておどろいた。
「遠くの島、徳之島。」
プロの仕事だろうな。
とおくのしま、と、とくのしま、か。
うまいなー。
やることと言ったら闘牛見に行くくらいでした。
ここに暮らしていた間の出来事で、ハサミムシが天井びっしり大量発生した日のことは忘れない。
十匹や百匹ってレベルじゃないんだ。もう、天井の白い壁紙が埋め尽くされるくらいびっしり。
あれ、なんだったんだろうな!?
南の島ってGも逞しいしデカいしその点ほんともう嫌だって思う…。全然免疫ついてない。
ハサミムシの件は今でも「あれは幼い頃に見た悪夢だったのかな?」って思うけど家族が同じ記憶を持っているので現実だったと認定せざるを得ない。
ただ、海はきれいだった。
色鮮やかな魚を追いかけたり、タカラガイをほじくって集めたり、波にもぐったり、潮の満ち引きってふしぎだなーって思ったり、漂流物を眺めたり、砂浜をどこまでも貝殻拾って歩いたり、あと海で磨かれたガラス、とか、灯台まで歩いて帰りで海中に落下して溺死しかけたり(実話)、ほんとうにいろんな思い出がある。なんで海からあがると小さな傷があちこちにできてるんだろう、とか。首の後ろばっか焼けるとか。
帰り道にはハイビスカスが咲いていて、その蜜は甘くて、野良犬がよく歩いてて、町のどこにいたって潮の匂いがして、いろんなことがあったなー。
回顧おわり。
私が詩の中で「海」を出す時は、ほとんどここの海や水中での感覚、そこで見たものだとか浮遊感などがベースになっていて原点み。