僕を蔑ろにした奴が
もっと早く消えればいい
例えば君については
とりわけそう思っている
いつか同じ目に遭って
似たように傷つくくらいなら
君のことは憎いと思うのに
だけどそれと同じくらい
そのままでいてほしいと思っている
罰なんかの観念は持たずに
いつだって慈悲と遠くにいてほしい
僕の存在をおびやかす
非常識であってほしい
フォークがさすもの
スプーンにのるもの
初めての光景ばかりを見せて
プラスチックより脆い世界のために
簡単に笑い飛ばせる妄想
なけなしのイマジネーション
永遠なんていらないんだ
君を壊してもいいと考えている
もしも新しい仮面に手を伸ばすんなら