no.267

分かっているんだ
本当の渦中からは僕なんて見えていないって
どんな言葉も、差し出した体の一部さえ
君を現実に救うことはできない

肉ほど確かなものはない
骨ほど熱いものはない
いま繋がっているこの組織も
いつか離れ離れで要素になってしまうなら

僕たちは分かり合えたよね
僕たちは信じ合えたよね
僕たちはもう満足したから
僕たちは二度と生まれ変わらないよね

約束のひとつひとつ
抜け駆けのひとりひとり
隠し事のひとつひとつ
騙し合いのいっていって

何もかも裏返したらもうさみしくない
いつか言ったよな
さみしいって理由なんかで泣きたくないんだ
次の瞬間にはナイフみたいに笑おうぜ
殺し合った仲じゃないか、僕たちは

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