街に光がななめにさす
やわらかい鋭角がいのちをさす
木々のざわめきが次を呼んでいる
きらいな時間はもうすぐ終わる
白いノートに手のひらをかぶせ
書き切ったものを破り取る
誰の目にも触れないように
言葉の胎児を丸呑みにする
たくさんの凶器が地上にはあって
それで救われる人が確かにいる
はるばる遠くから見れば
血痕の輝きだってそれなりに星座だろう
街に光がななめにさす
やわらかい鋭角がいのちをさす
木々のざわめきが次を呼んでいる
きらいな時間はもうすぐ終わる
白いノートに手のひらをかぶせ
書き切ったものを破り取る
誰の目にも触れないように
言葉の胎児を丸呑みにする
たくさんの凶器が地上にはあって
それで救われる人が確かにいる
はるばる遠くから見れば
血痕の輝きだってそれなりに星座だろう