no.218

信じているから殺させて
新しくなるって
僕に初めて触れた波みたいに
また昇る太陽が世界を塗り替える

過ぎていったものと目が合う
巻き取られる青の中
正しくない呼吸法
君は何も好きにならない

人間はあたたかかった
球体は大きく平らだった
ひとりでいると
思い出を静かに手放しながら