青い丘陵を踏みしめながらぼくは
最初で最後の言葉を探している
手紙に書いて封をして
検閲の無いポストへ入れようと思う
白い手袋が汚れるまで何度でも
あなたはぼくにふれない
ぼくはあなたを傷つけたくない
どちらも火薬みたいにおとなしい祈りだ
雛が空から落ちて行く
夜からは星が
地からは呪いが
ぼくからは文字が
微熱いまだ冷めやらぬまま
滲んだ雲のしたで
夢のように繰り広げられると感じる
あなたは今日も誰かを好きになる
青い丘陵を踏みしめながらぼくは
最初で最後の言葉を探している
手紙に書いて封をして
検閲の無いポストへ入れようと思う
白い手袋が汚れるまで何度でも
あなたはぼくにふれない
ぼくはあなたを傷つけたくない
どちらも火薬みたいにおとなしい祈りだ
雛が空から落ちて行く
夜からは星が
地からは呪いが
ぼくからは文字が
微熱いまだ冷めやらぬまま
滲んだ雲のしたで
夢のように繰り広げられると感じる
あなたは今日も誰かを好きになる