No.838

時刻が産まれた日付でとまる
産まれた、ぼく産まれた
すぐに過ぎ去りすぐまた巡る
命だけ例外だとぼくには思えない

信じたことは夢でしか見られなくなった
軌道修正に手遅れの夕方
知ってる夏の中に道を見つける
臆病な自分が水たまりのなか歪んだ笑顔を見せる

強い自分でいたかったよ
弱さを見せられる相手がいないなら
いつだって受け止められたのに
助けが必要だと認めたくない強がりのせい

約束が裏切られる瞬間を見た
ああはならないと言い聞かせた
間違いだらけでいいんだよ、
言ってくれたきみがいま幸せなら良いのに