【雑記】晴れた日にとどく手紙

なにかを続けてこられたのは、人の反応が感じられる場所にいられた時であった。もしかするとひとりで生きているかも知れないが、あなたが何かを産み出そうというとき心の中には誰かひとりを思い浮かべているはずだ。ほんとうに誰の気配もない場所ではあなたは創作をしない。見えないものを信じることは実は容易い。知っていた。見えないものはどこにでも持って行けるものだから。見えるものは脆く壊れやすい。形あるものの宿命として。窓から外を見て、今日もどこかへ出かけるのだろう。いってらっしゃい、またいつか。遠くないけどもう会えない場所であなたが今日も、没頭している姿が見えます。大丈夫と言い聞かせて。天国のように晴れた一日を。