no.126

てのひらに心臓を出したら
夕陽に透かして眺めるんだ
神さまっていつも
きみの姿で現れるから

ついた嘘の数
答えなかった問い
暴いた秘密
優しくできなかったこと

どちらを向いても苦しいのなら
いっそ空に溶けたいと思う
そんなことは絶対にできず
だから夢に見るだけなんだけど

たどたどしい筆跡
誰でもふたりを笑っていい
だけど達することはできない
僕らは決まってひとつにほど近い

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