ずっといっしょにいられるよ
秘密にされることがきらいじゃないなら
きみについて語ろうとすると
みんな邪魔をしようとするからね
ずっといっしょにいられたら
安定剤はいらなくなりそうだね
焦点の合わないあのお医者さんを
ぼくは苦手じゃないんだけれど
ずっといっしょにいられるの
何も失わないまま、なんて望まないよ
幸せの量って決まっていて
それは必ず残るんだから
じっと見てくれたらいいんだ
顔を背けるくらいなら
いつかの僕がそうだったように
そのうち染みてくるだろう
もしもそのときは
もしもそうなったときは
僕に何かを言いたくなっても
もう手を振らなくていいんだよ
黙っていたってわかるんだから
かならず見つけ出すんだから