きみのルールで
手をにぎることは殺す
なのかも知れない
そしてぼくたちは手をにぎりあった
好奇心が誰かを傷つける
だったら知らなくていいよ
だったら知らないでいてよ
壁を超えてきても何者でもないんだ
ごめんね退屈で
せっかく近づいてくれたのに
ここまで期待してくれたのに
よくある大量生産でしかなくてごめん
人工的なもの
愛せなかったら生きづらいね
勇気を振り絞っても声はかすれて
まあいいかって自分を一人で慰めるんだ
かわいそうでありたい
弱いことも脆いことも隠したくない
卑怯でありたい
きみさえ手を伸ばせば簡単に届くんだよ