一滴でもきみの血がこぼれたら
真っ先に駆けつけるぼくだった
こんなふうに思い出す日が来るんだ
必死だった頃の自分に伝えてあげたい
そうしたらあと少し穏やかになれて
そうしたらあと少し優しくあれた
生きることに甲斐性を求めたら地獄だよ
鏡のない場所で自分の顔は確かめられない
狂っていたねと陰口されるくらいがまとも
ずっとまとも、海に沈んだりしなくっても
青い夢を見たって話、あれって嘘だよ
作るのに少しも時間はかからなかった
何のために、だなんてなんて途方も無い
誰のために、そう考えたほうが呼吸は容易い。