No.575

どうしよう、気づいてしまった
僕はもうあなたのことあまり、
好きじゃない。

この気持ちを誰に伝えたらいいんだろう
泣きたくなった夜があって、
今までだったら、
あなたが話を聞いて聞いてくれた。

だけど今度は無理だよな、
さすがにこれは言えないよな、
言っちゃいけない。だよな、

桜吹雪の中で見たあなたがあんまり綺麗だったから
恋に落ちたと錯覚していたのかもしれない
本当は恋が僕たちを落としただけ、
なんてことはないのかな

このまま交わることもない、それで平気
一人はひとりのまま生きていく
耐えられないで二人を落としたんだ

あなたのことを好きって、
言えなくなくなってしまった僕は別人みたいだ
これまでは落とされた自分のことを別人みたいだと思っていたのに

変わってしまった
目に映る水面も星空も
変わらないあなたばかりを残して
青春が終わっても世界は変わってばかりいる

あなたを忘れそうな僕は、
簡単に消されちゃいそう、今にも、
それだけが怖いな
手をつないでなんて言えないのにな
もう一度なんて、言えないのにな。

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