No.567

ここで書いている
この手でちりばめている
句読点は、虫と汗、たまに星、
まんまるで終焉。

夢の続きを書いている
脇道けもの道に憧れている
赤くない命が
耳元で垂れ流されている

高いところから見下ろしている
真逆になる感覚を
味わっている
しばらく喋っていない舌で

きみはレモンを運ぶ
調味料で試そうとする
大丈夫と言えない
味、わかるよ。って言えない

安心が人を殺すの
知っているから
肯定が奪うの
きみのかけがえのない孤独

遠い目をさせて
通じないふりを続けさせて
分かり合える人はいない
だけど信じるものにすがるしかない

そんなきみの願いは祈りより脆い
いつまでも大切に思っていて
大人気ない意地悪をするだけで
いつまでもきみの一番でいられる

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