No.562

氷を買いに出かけた夜
流れ星が降っていた
魔物がたくさん潜む森
コンビニまでを照らしてよ

手編みの夜色ニット帽
懐かしい道を消さないでね
ぼくたちを生かしてね
産んだのだから生かしてね

めくるめくきらびやかな店内
にぎやかな無数の音楽
たちまち窓の外が背景になる
ここには主役がいっぱいだ

明け方近くに店を出た
ぼくははたと立ち止まる
地面いっぱいに星のかけら
朝日を反射してきらきら光ってる

こんなにもばらばらになったの
もう取り返しがつかないの
特別じゃないものに負けたんだ
ぼくとあなたはもう会えない

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