No.556

水色の道が網目状に拡がっている
この先の不安が何も無いと知らされる
ある人は僕に水色じゃないと言う
もう少し紺色がかっていると

僕たちの眼球は不ぞろいだ
統率者もそこまで気づかなかったのだろう
重要性を感じなかったというのが近いかも
その違いが僕に少しだけ希望を持たせた

半端な希望なら無い方が幸せだと
そう思えて仕方のないこともある
作られた笑顔はそれでも笑顔で
僕に向けられる愛情を否定はしない

新しい楽しみを見つけたんだ
違和感を拭い去れない顔だ
まだこの世界に馴染めないでいる
きっとこれからも馴染めないだろう

その正気がいつか君を殺すと
ここでは違和感が異常だと
誰も君に教えられないでいる
甘い僕だけのショートケーキ

捨てていく中で僕だけ持っていた
賢くないと思ったから
夢は今日も傍観する僕を訴える
なけなしの水色で君を染めようとする

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