No.495

ぼくきっと目を覚まさないよ
いま眠ったらさいごになる
眠らないでいいよう夢を再現して
初めてみたいにわくわくしたいんだ

命綱のない空中ブランコ
手と手だけが互いのすべてだ
観客は一瞬不幸を期待する
すぐに幼い高揚感に掻き消させる

心優しいナイフ投げの悲劇
胃袋で休みたい猛獣使い
鱗で覆われた美貌の双子
脱出マジックで無理心中

息をしてくれなきゃ嫌だよ
どんな朝にだって一度は笑って
ぼくなんだってするよ
あなたが笑うのなら何だってするよ