【雑記】終わりの始まりの最後の夏

平成がテーマになることが増えると思います。わたしが書くものも。書店に並ぶものや、ネットに流れる記事も。特に最近そう思います。こんな平和なまま終わる時代は初めてでは?(まだ終わってない)。平和だったって言ったら怒る立場の人たくさんいるかな。とりあえず国民総平成ロスに陥ると思います。みんな。終わりができるってことはパッケージ化に他ならない。獰猛に見えた野生動物も檻に入ったら餌をあげたくなるように、いろんなふうに名前をつけて呼ぶようになるんだと思う。一区切りつくということは一旦俯瞰できるということで、そうするとどんなに大きく見えたものもスケールが把握できるから「かわいい」の対象になると思う。元来、時代とはかわいいものです。かわいいと思うことで塗りつぶしながら乗り越えていくものです。たくさん歪曲されて形を変えていくと思う。みんなの精神、感受性、自分だけのものだと思っているもの、すべてちゃんと毒されていくと思う。洗脳は簡単なので。口にすることがはばかられるものは、ぜんぶ詩や絵や歌にすべきと思う。出せる形で出していけばいいんだ。それをやめないことが死ぬまで続けなくちゃいけないことで、それ以外はおまけで、人はそのために生まれてきたと思う。