行動は解像度なんだ
それぞれに限界があって
それ以上は伝えられない
食べ物を味わうことはできるけど
好きだったものを忘れていくこと
忘却の恐怖からも
置き去りにされること
あるいは、すること。
毎日後回しにして人生は進む
いつかと唱えて来ない未来へ
やがてと嘯いて届かない明日へ
今以外に何のための今だろう
きっと忘れたいんだ
好きなままでとじこめたい
壊れるくらいなら
勇気なんて見せないで
後悔よりも孤独よりも
正しさは人を追い詰める
特に分かっていて選ばなかった時
それはいつまでも追いかけてくる
もっと走ったと思ったのに
肩を叩くと涙目で振り返る
ぼくたちはまた出会った、
うまく欺くこともできずに。