no.465

ましろな雪に埋めようか
苗床にしてしまおうか
クラッカーにのせるジャム
それとも、それとも?

きみがあますところなく溶けて
その世界でぼくが生きたり
殺されたり蘇ったり
死んだり産んだりをする

絶体絶命のアドベンチャー
ひと針ずつ縫い止められて額縁の中
ぼくの純真を知らないでしょう
それが人を慰めることはもっと知らないでしょう?

何食わぬ顔で頷かないで
きみはただ知りたくないだけ
ぼくは何度も視界に存在した
そのたびに視線を逸らした

でもきみはその場所を動けない
なぜって弱点が眠っているから
埋める地点を誤ったね
湿った砂の下で心臓が再開する

きみは狼狽える
そろそろ新しい表情を見せて
だって生きているのでしょう
青ざめるだけじゃ芸がないさ

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