no.442

いつかこの子はぼくを裏切るだろうか。それも、いいな。それでも、いいや。シャーベット、夢は追いかけても消えたりしないよ。おそれるものがあるとすれば、身動きをやめて蛹に戻ること。傷つかないように、傷つけないように。言葉がとどかなくなることがわかる。今この瞬間に何をすべきかも。ぼくは臆病なまま、誰の血も流すことができない。接触せずに引き裂くことができないから無駄に一歩を踏み出す。文句なら時代に。好きで生まれたわけじゃない、なんて、とっくに誰かが手を付けた常套句。咲くか、この花。今にも泣きだしそうな瞼を覆うことしかできない。

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