no.56 2016年1月4日 微熱は夜明け前に発覚した 優しい話し相手はごめんだ たかが孤独を埋めるために 枕の下に受話器を押し込む 照らし出される背中 こじつけの名残を鏡だけが見ている 花束をほどいて降らせて 光からも僕を遮る 新しい世界で まやかしでない君は WEB拍手 0