no.43

待つ余裕は無い
ぼくたちのほうが
まちがっていると世界が
そう言わなくなるまで

新しい夜
繰り返す朝
いつか見た夕陽
息が止まりそうな
異質たちの変わり目

繊細に象られて恨めしい
粗野で醜くないことの代償
鑑賞されて批評をされて
それでもたまに世界が輝くのは

きみがいることにのみ起因すると
それ以外に理由は無いんだと
これから先もずっと信じていたい
離れてゆくばかりの夏の一日
誰の手を握ってもきみの名前を呼びそう

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