no.280

謎謎で、骨と癒着する物質について考えた。でたらめな回答でも出題者が満足すれば正解になるからその遊びは人間関係に似ていると思った。余裕を漂わせながらもやるべきことは真剣に。ひとつでも間違えばドミノが倒れて隠していた絵柄が明らかになる。ルールを二番目に破るくらいなら一番を狙え。結局は美醜の問題なのかなと思うこともあるし、いやいや細工が巧みかどうかだと感じることもある。難しい問題をさらりと解いてみせれば僻まれる。ただしそれによって誰かを救えばありがたがられる。影響力と実力は比例しないことがしばしばある。当てはめようとすれば例外が出てきててんてこ舞いだ。吹っ切れたつもりでも視界の端で何か察知している。本当の意味で投げやりになんかなれない。じゃあ今ここで息を止めろよ。できるものか。命令を待っている。君の崇高な独裁のために尽くしたい。思考の放棄。傲慢な怠惰。それがなければ誰も喜ばせることができないかも知れない。君は呆れたように鼻で笑う。可愛い猫にはなりたくない。今まで飲んだ中で一番不味いな。まるで糞だな。そうやって一瞬だけひどく顔をしかめられる茶葉がまるで一番幸せな存在に見える。判断の正常性に意味なんか求めない。ここまでにかかった時間、わずか三秒。出した答えはありきたりなセラミック。