no.234

同じ場所、違う顔ぶれ
綺麗だったものがもう見えない
誰に生きていて欲しかった?
ほんとうは
両手で作った箱の中で
いつまでも培養されていた鮮やかが
今になって僕たちを見放そうとする
逃げ出すものを確保しようと
緑が広がりながら強く輝く
大切にしすぎて使えなかった
最後の一枚、折り紙のような輝きのさ
(反発なんかせずに祈りに使うべきだった)
逃げ出すたびに聴こえていた音楽
耳をふさぐほど大きくなって
だけど夢の中まで助けてくれない
いつだってそう、
こんな僕たちを解放するものは
清く明るい希望なんかじゃないんだ

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