【雑記】きみが良きなら絶対良き

私は自分の書いたものを好きである。
たまーに読み返して「良き!」となることが多い。
他の人が書いた中にも好きなものはある、山ほどある、しかし比べることなく好きである。
私が書くものには私の卑屈さがいつまでも抜けきらず残るが、書いたものに対して卑屈になることはなかった(と、思う)。
だって「いえいえ私が書いたものなんてつまらないし、あの方の作品のほうが上ですよ」みたいに言ったら私が書いたものを好きになって、好きで読んでくれている人に失礼というか申し訳ないというか、うーん、バカかな?ってなるだろう。
書いた本人がつまらないと思っているものを楽しんで好きになるなんてあなた少し変わってますね。みたいな態度になるだろう。
なので自分がいい!すき!と思ったらそれで良い。
ことさら自画自賛するものでもないが、まわりが居たたまれなくなるほど卑屈にならなくても良い。じゃあ出すなよ!って話になる。
うーむ、とは言え書いた本人が「駄作」と思って渋々出したものが「良き!」と言ってくれる人の眼鏡にかなってさらに多くの人に読まれるというのもまた良くあることで、うーん、かと言って「あー、つまらん」て公言するものでもないだろう。「そんなことないですよ!」って返しを期待しているかのような、それこそつまらん作者になってしまうし、あーでもそういう作家を奮い立たせる編集者と卑屈作家のラブロマンス的なあれはあるから客観的に見ると美味しいのかな???

話は多少それたが、自分が良きと思うならそれは良きものだよ。作り出した本人が良きと思えること以上に、作品が報われることはないよ。

だから読ませてくれ。