no.157

どう生きなかったせいで、きみは何を呪うんだろう。明滅する人工的な青色の中で、どこへ沈もうとして挫けるんだろう。きみの抉られた深い傷ほど、ぼくに安らぎと深い眠りをあたえてくれるものはない。夢の中でもまだ追いかけたい。果てしない風景の中を何かに縋るふりしてどこまでも走りたい。笑われたって。奪われたって。搾取されるたび、いつまでも終わらないものの名前を知ることにつながるだけ、今だってそうだろう?