【雑記】伝達の変遷

小学二年生の甥っ子がキッズケータイで文章送ってきたときの未来感すごい。ちょ、おま、スマホ打てるの?!すげえな?!(つい昨日まで赤ちゃんだったよね?!)ってなる。

彼は私がキーボードぱちぱちしてると「なんでそんなことできるの?すごい」って言うけどたぶん彼らの世代はさらに、キーボードがレコードみたいな存在になって、そのうち「ねえねえ、まだ文字を書くひとがいるの?」みたいになりそう。思っただけで相手に送信できるようになってそう。入力行為すらなくなるの。音声入力すら。

ちなみに同じ歳の頃自分が何してたかと言うと、泥だんごを丸めたり、よその家の犬をいじめていたのではなかったか?中途半端な時期に転校して新たなクラスメイトと放課後遊びつつも内心「あー、帰りたい帰りたい」って思ってたし、「はやく誰かもう帰ろうって言いださないかなー」「勝手に帰っていいかなー?だめだよなー」と思ってたし、公園の横にあった謎の茂みに入ってへんな木の実とか集めてるほうがよほど有意義だと思っていた。

一人でいる時の人が好きっていうのは意外と分かってもらえることがあるのではと思う。あれ?この人、一人でいた時の方が?みたいなやつ。でも団体の中に入るとやっぱりその人はその人で、まあそうだよな。という感覚。少し切ないあの感覚。なんだよ所詮みんなのものかよーみたいな感覚。