見つめてはいけない
ソーダ水越しにしか
指先で弾く恋のありさま
音にならずに飛んでいけ
文字を飲み込んだからだ
砂に書かれた思いの丈を
波がときどき攫うのは
海がときどき鳴くのは
ゼロに戻れるはずはない
聞いてしまった
話してしまった
秘密ならここにあるから
うまくいかない
なんにもない
ここにはなんにも
壁を超えてぼくを覗き込んでも
名前は呼ばない
振り返らずただすれ違ってよ
花束で目隠ししてあげる
ぼくのいない道を進めよ
見つめてはいけない
ソーダ水越しにしか
指先で弾く恋のありさま
音にならずに飛んでいけ
文字を飲み込んだからだ
砂に書かれた思いの丈を
波がときどき攫うのは
海がときどき鳴くのは
ゼロに戻れるはずはない
聞いてしまった
話してしまった
秘密ならここにあるから
うまくいかない
なんにもない
ここにはなんにも
壁を超えてぼくを覗き込んでも
名前は呼ばない
振り返らずただすれ違ってよ
花束で目隠ししてあげる
ぼくのいない道を進めよ