目を覚ましたくなんか
なかったのに、ちっとも
そんな目でぼくをみる
夢かそうじゃないかって
誰にも判定のできないことだよ
錯覚は救いだ
雪の上の花かに見える
血を流して倒れていても
うまく生きられない
ずっとそうだったんだろうね
これからもそうなんだろうね
そう思うことで安心がしたいね
永遠に続くものはない
永遠だって永遠じゃない
そんなものどこにもない
繋がらないでも温まりたい
願望を口にするのは
叶わないことが明らかな時だけ
あなたは裏切り役を忌避する
揃えたつま先にだけ陰ができる
光があればあるほど
明るければ明るいほど
温かければ温かいほど
その暗闇は隠しようがないのに