【雑記】ロマンと希望

誰にでもあると思うのね。「この人なんでこうしないんだろう?」こうしたら、もっとお金になるのに。もっと人気が出るのに。もっと有名になれるかもしれないのに。こうしたら、こうしたら、こうしたら。

ただたんにそうする方法を知らんだけってこともあるかもしらんが、そうでない場合、その人にはそれしかないんだよね、きっと。指示語多すぎかと。

人って自分で自分の好きになるもの決めたり変更したりできないのね。嫌いになるものは、どうだろ、うん、同じか。人の相性、好き嫌いって、当事者同士には決められんのよ。特技とか、性癖とか、そういうのも。そこになんというかロマンがありますよな!

・なんでこいつのこと好きになっちゃったんだ
・なんであんなやつ嫌いになれないんだ
・おまえなんかよりもっといいやつ見つけて幸せになってやる(でも無理)

みたいな、そういうロマンがね。

たくさんの人が「自分だけは自分の思い通りになる」みたいに思ってるかもしらんが大きな嘘もしくは間違いで、逆なんですな。つまり、自分ほど自分の思い通りにならん生き物はおらんっちゅうことですよ。だってそうでしょ?自分には自分の好きなものと嫌いなものが、感覚として、体感として、分かるんだから。意のままにしようとしてもどうにもならないことがあって、にっちもさっちもいかなくなるでしょ。その点、他人のほうがもっと気楽に操作できるでしょう。他人の意思を無視してもおまえさんの心はちっとも痛まないんだから。な?

でもそういう境界を乗り越えるのもまた良しよなー。

なんで、ぼくは、きみじゃないのに、涙がこぼれるんだろう……

みたいなそういうの、人類の希望だなって思うこともあるんですよ。

結論:他人とかかわるのめんどい。