この火はまだちいさい
だけどいつか街を焼き尽くす
焼け跡から黒い遺体が見つける
それは身元不明のまま葬られる
闇から来て闇へ消える二人
薔薇の香る村で生まれた
教会に背を向けて
月だけが姿を照らしていた
なのに僕たちは知っていた
遠ざかりながら憧れていた
真反対を取りながら恋をしていた
過去にも未来にもない今の中で
誰かの涙を誘うような
そんな悲しいことじゃない
僕たちはただ温かさに近づいただけ
自分よりそうじゃないものに触れてみただけ
この火はまだちいさい
だけどいつか街を焼き尽くす
焼け跡から黒い遺体が見つける
それは身元不明のまま葬られる
闇から来て闇へ消える二人
薔薇の香る村で生まれた
教会に背を向けて
月だけが姿を照らしていた
なのに僕たちは知っていた
遠ざかりながら憧れていた
真反対を取りながら恋をしていた
過去にも未来にもない今の中で
誰かの涙を誘うような
そんな悲しいことじゃない
僕たちはただ温かさに近づいただけ
自分よりそうじゃないものに触れてみただけ