no.241

僕の流せなかった血が空を流れている時間、ほとんどみんなが自分の秘密を固めることに夢中になっている。
愛されなかった星は誰かの涙を誘うだろう。
自分が人間だったことを否応なく思い出す。
綺麗なことをしたいわけじゃなくて毎日どこかに傷をつけたかった。
好かれなくて良いから忘れられたくなかった。
そしてそれを君にだけは気取られたくなかったんだ。