No.835

追いつけないまま
永遠の夏が終わる
憧れは理解から遠く
あんなもの要らないと言った

青空を映す帰り道
当たり前が何か知らない
未来はいつまでも続いて
希望は途絶えることはなかった

いま星のひとつが目に映る
どうして落ちてしまったんだろう
生まれて息をしてしまい
初めて終わりを知るんだろう

たくさんの涙とたくさんの血が
ぼくたちに儚さを伝える
星なんかもう見えない
オーロラ、とささやいたきみの声が悲しくて