ぼくたちは終わりを決められない
始まりを決められなかったように
手が離れても終わらない
気持ちが離れたら終わるんだ
いくつもあったえいえん
一瞬に封じ込めて
飲み干してしまった
同化したくて消化した
窓際の冴えないあの子
どうして手首を隠さないんだろう
それが不思議だった
ときどき笑うのも不思議だった
あの子はきみになって
きみはいつかのあのひとになる
ずいぶん遠くまでふたりで来られたね
でもターミナルはここじゃないんだ
ぼくたちは終わりを決められない
始まりを決められなかったように
手が離れても終わらない
気持ちが離れたら終わるんだ
いくつもあったえいえん
一瞬に封じ込めて
飲み干してしまった
同化したくて消化した
窓際の冴えないあの子
どうして手首を隠さないんだろう
それが不思議だった
ときどき笑うのも不思議だった
あの子はきみになって
きみはいつかのあのひとになる
ずいぶん遠くまでふたりで来られたね
でもターミナルはここじゃないんだ