【雑記】さよならシティーズ

ジオシティーズが2019年3月で終了と知り自分の触れたものがまた一つ「過去」に組み込まれていくの感慨深いあまりに梨がうまい。シャリシャリ。果物あんまり好きくないけど梨は好きだな。水分多いからかな。スイカも好きだけど持ち運んだり皮を捨てたりするの一息入れないといけないからやっぱり梨いいな。大きさがちょうどいいもん。しゃくしゃくしてて美味しいし。

で、ジオシティーズですよ。実際利用したことはない(と思う)んだけど、その名の通り1つの街になぞらえて区画名がついてたの懐かしくて困る。

ゲームジャンルが「プレイタウン」とか、自己紹介「ハートランド」とか、女性ジャンル「パウダールーム」とかさ。
もはや「ホームページ」「電子メール」って字面が懐かしいもん。

私が最初ホームページ作った頃、フリーティケットシアター使ってたけどこれも2016年にサービス終了している。

驚くべくはスパンですよね。誕生→隆盛→衰退→撤退のスパン。ずっと続くだろう。これ以上便利なものは出ないだろうと思っていてもやっぱり上回る次世代が出てきて書き換わっていくんだもん。人間すごいもん。

そしてこれは私だけじゃないと思うんだが「初回の呪い」とでも名付けようか、初めて接したものにかけられる呪いってあると思うな。後からどれだけ便利なものが出てきても、やっぱり一番最初に自分に衝撃を与えたものからは離れられないっていうね。表面上は乗り換えてるつもりでも潜在意識で「あの頃の感動にはかなわないなあ」「あれを上回るものはないなあ」って思っていてさ、だから最初ってすごく肝心なのだが、最初って偶発的だから意識できたり操作できたりするものでないのね。

ぜんぶ運命のいたずらで、それなのに後から「ああしたい」「こうだった」っていうの人間っぽすぎて本当いやになる。

産まれたら絶対死ぬように、誕生した時点で古びていくんだよなあ。
でもこの思いも思い込みで、そのうち「不死」「再生型」みたいなのが主流になってて「スパン」って発想自体が古くなっていって「ナンスカそれ?」みたいな世代が出てきて、根本的に、思想の土台から変わっていくんじゃないかなって思うと同世代に産まれた老若男女尊くなるはずなんだけどそうでもないところほんとわかってないなって思うけど尊い。

ホームページサービス作った時にカウンターのフォント選べるのめっちゃ懐かしい。

表作ったときに銀色の縁取りにしかならんのとか、流れる文字とか中央揃えとか最高に懐かしくて思わずスクショとった。

だけど新しいのも好き。
便利なのも好き。
えっ、こんなの出た?できた?
って思うのも好きで、その時に「かつては……」て思い出すことがあるのも風流な気がする。

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