【雑記】おやすみ前のヘヴン

今日は「ナイフみたいにとがってら」読んでちょう癒された。社会が生きづらくて地球割れろと思ってたけど(定期的に来る暗黒モード)、長男かわえええ。現実にいたらくそ腹立つんだろうけど漫画の力ってすごい、いや違う、これ漫画じゃなくて母親の力だ。愛があるんだよ愛が!だって、わざわざ漫画にするんだもん。愛じゃなくてなんだろうか。観察日記系は対象物がだんだん成長していくところが良いと思う(そのままの感想)。そしてブログ見に行ったら高3になってたー。そうだよね、つまりそういうことだよ。生きてるんだよ。みんなみんな生きてるんだ・・・。

腹を立てたり自分よがりになっていたところ反省したいと思った。
しなくちゃいけないことをリストに書き出すでしょ。
優先順位つけるでしょ。
で、3位以下はもう捨てるんだよ。
後回しとか時間ができたらとかじゃなくて、捨てるの。もうそれはやんなくて良いことなの。上位3位に心血をそそぐ。それが捨てられた3位以下への供養ともなろう。

あとはここでは紹介できない本ばかり読んでるから紹介できない。むむ。

最果タヒの「もぐ∞(もぐのむげんだいじょう)」の印刷が可愛いと評判なので読みたい。ここ初めて聞く出版社だ。
「NIL」って雑誌読んでたらなんか新しいもの生まれてくる気配を感じた。
聞いたことない名前ばっかりでやばいなと思った。

読みたい本はたくさんあるけど腰を据えて活字読む気にはなかなかなれないからパラパラめくったりうまいとこだけかじるなどしている。

なんだって古くなっていくところが時間ってすごいと思う。
新しいのが出てくるのはまあ分かるんだよ、出りゃ新しいんだから。
それはそうなんだけど、新しかったものが古くなるってすごい。
どんどん早くなっていくからさあ、流されないように何か一つ持ってると良いんだよね。
自分の内側だったり外の世界にだったり、それがあるのとないのとでは絶対に違うんだよ。もうだめだもういやだってなった時に。これがあるのとないのとでは。だから。好きだってものがあればそれが公言できないものでも、密かにでも、まだ誰にも理解してもらえなくてもいいから、せめて自分で圧殺しないでほしいんだ。それはいつか絶対にきみを救うもの!人に言わなくていい、誰にもわかってもらえなくていい、自分にとって大切なものになるまでそれを捨ててはいけないんだと思うんだ。恥ずかしいことでもいい、もしかしたら誰かに見られて馬鹿にされたっていい、(「うるせーな暇人」くらいに思ってろ)、逆に、人とかぶりまくったりっていう悩みもあるかもしれない、自分の好きなことってちっとも個性的じゃないし誰かの真似してるだけかもって思えてくるっていう、でも最初はみんなそこからだからな、一緒の中から新しいものって始まったんだ。

ちょっと待ってnemui.

1+

no.306

僕はこの国が気持ち悪い。
被害者になって賠償金で暮らしたいと思うとともに、加害者になって生い立ちに同情されたいとも思う。
臓器より美しい信念なんかどこにもないからミツバチの羽音がずっと僕を守ってくれたら良いのに誰かの口から流れ出た汚水が跳ねる。
心の伴わない笑顔でも好きだって言ってしまう奴がいて僕は国民的な人気者。
視線の代わりに爆弾を投げたい。
史上に残りたいわけではなくて密かに消えたい。
まるで生まれなかったみたいに。
まるで誰からも愛されなかったみたいに。
17枚目のアルバムのジャケットはそんな表情で写ったのにとあるインフルエンサーが「媚びないシニカル」って言ったからみんな何も気づかないんだ。
現象を逆手に取る遊び心はなくて見慣れたマネージャーの背中を蹴っているだけ。
鏡に映った僕はそれでも柔らかく微笑んでいた。
ねえ、何から食べる?

1+

no.305

出会わないことが当たり前
運命なんて忘れるほうが珍しい
君とはそんな遊びをよくした
緑にも色々あって百はくだらない

世界は意地悪だけれど
切り離されて生きていけない
僕にもちょっとの罪はある
だから大罪をシェアしあって生きる

タグもランキングも入れ替え可能で
明日にはもう読み替えられることがあるんだ
絶対って言葉の意味が変化したら
絶対なんて絶対にありえないってくらい

(わかんだろう?)

何も僕の気を引かない時
書棚のあいだを歩き回っても響いてこないとき
そのために作った闇の空間で迷子になってみる
この状況は案外と気が楽だと気付いている

牛乳パックにプリントされたキリスト
花は今日もどこかで咲いている
飛行船は落下し
それでも乗客は歌ってる、これが君の言った平和

1+

no.304

どこまで届くだろう
そんなこと考えずにボールを投げる
白い魂は吸い込まれるように高く上り
何か見つけた地点に無事落下する

虹のような偶発性はない
だけどほんとうは全部決まってるんだよね
赤いハンカチの縫い目に大人たちをみていた
まだまだ子どもの僕たちは

聞いたことがないのに汽笛だとわかる
誰かを置いていく人
誰かを見送る人
始まりと終わりはいつだって切ない

頬の下に木目がある
その匂いを体いっぱい吸い込む
満たされるのはせいぜい肺くらいだとしても
生まれ変わらなくていいように今呼吸をする

2+

no.303

テーブルマナーは上等
ほかの命を食べ残し
明日出かける海岸について
うわさ話を楽しんでいる

箱詰めされた子供たち
知らないということ
ここではもっとも尊くて
人々はたまに遠くを見た

捨ててきた故郷
残してきたクラスメイト
抗菌の徹底した空間で
孤独なウイルスに恋しながら

漂着だけが頼りです
名前も性別も知らないけれど
留まることはできません
これはいったい誰への言い訳

雑音が重なり過ぎて透明になる
風景に溶ける
違和感をたたえたままで
昔からそこにいたように実在する

指の間から落下する煙草
やっと辿り着いた答えが紫煙に消える
くぐってもくぐってもたどり着かない
あの波のむこうはもうこの世ではない

2+

【雑記】とおくのしま、とくのしま。

回顧雑記。

http://tokunoshima.today/

私の記憶がスタートしたころに住んでいた島です。
何気なく検索かけたら可愛いサイトが存在してておどろいた。

「遠くの島、徳之島。」

プロの仕事だろうな。
とおくのしま、と、とくのしま、か。
うまいなー。
やることと言ったら闘牛見に行くくらいでした。

ここに暮らしていた間の出来事で、ハサミムシが天井びっしり大量発生した日のことは忘れない。
十匹や百匹ってレベルじゃないんだ。もう、天井の白い壁紙が埋め尽くされるくらいびっしり。
あれ、なんだったんだろうな!?
南の島ってGも逞しいしデカいしその点ほんともう嫌だって思う…。全然免疫ついてない。

ハサミムシの件は今でも「あれは幼い頃に見た悪夢だったのかな?」って思うけど家族が同じ記憶を持っているので現実だったと認定せざるを得ない。

ただ、海はきれいだった。

色鮮やかな魚を追いかけたり、タカラガイをほじくって集めたり、波にもぐったり、潮の満ち引きってふしぎだなーって思ったり、漂流物を眺めたり、砂浜をどこまでも貝殻拾って歩いたり、あと海で磨かれたガラス、とか、灯台まで歩いて帰りで海中に落下して溺死しかけたり(実話)、ほんとうにいろんな思い出がある。なんで海からあがると小さな傷があちこちにできてるんだろう、とか。首の後ろばっか焼けるとか。

帰り道にはハイビスカスが咲いていて、その蜜は甘くて、野良犬がよく歩いてて、町のどこにいたって潮の匂いがして、いろんなことがあったなー。

回顧おわり。

私が詩の中で「海」を出す時は、ほとんどここの海や水中での感覚、そこで見たものだとか浮遊感などがベースになっていて原点み。

4+

no.302

計画はいらない
ふたりは海を山をこえる
この星から出たい時には
夢を見ることした深い夢を

つないだ手のあいだから
種がこぼれることがある
それは土に埋めると金を生む
だからふたりは旅ができた

ある人がふたりの手を欲しがった
ぼくたちのうちいつも左のほう
ぼくじゃないほうが右手を奪われ

ぼくたちのうちいつも右のほう
ぼくの左手が奪われ
遠く遠くへ行ってしまった

ふたりは初めてばらばらになった
行き先がまとまらなくなってきた

やがてひとりずつ行動するようになった
でも金曜日の夕方になるともうさみしくて
たまらなくさみしいからまたふたりで歩いた

ぼくたちは続けて旅をした
確かめ合うためだったかもしれない
お互い以上に安心する場所はないと

ある国で犯人を見かけた
そいつはふたりの手をつなぎ合わせて
富と名誉を獲得することに成功していた

その晩犯人が殺された
現場からはふたりの手が消えていた
だけど警察は気づかなかった

ぼくたちは手を取り戻した
だけどもうくっつかないから
洗濯物が流れてくる川へ捨てた

犯人には子どもがいた
まだ小さな子どもだ
双子の

ぼくたちは後戻りした
自分たちで双子を育てることにした
双子は無口だった

子どものいないぼくたち
親を殺された双子
川を流れていく二本の手

過剰でもなければ
不足もしていない
愛と幸運のクロニクル

2+

no.301

雨の流れる跡で文字を教わった
これは雪ばかり降る国の物語
あれは龍を飼い慣らしている国の物語

どれもこれも虚構めいて
だけどきみはいつも真剣だった
もしもぼくが一度でも疑えば

きっと終わって
きっと途絶えて
きっともう会うことがない

そんな気がしたし
絶対にそうだった
夕陽の見える坂の上にいた

片手に季節外れのレモネードと
プラスチックのネックレス
足元は色違いのスニーカー

下手くそな蝶々結び
いつまで経っても向上しないね
やり直してあげよっか

(そう言う?
まさか!)

毎日ぼくが結んでもいいかな
もしもきみが嫌でなければの話だけど
そう言ったんだ

きみは眠る直前まで空に文字を描いている
ぼくに教えるそのでたらめが
本当をちゃんとつくっていく優しい世界

飲みかけのオニオンスープ
左肘に溜まる毛玉
こんな夜は放課後のきみが見えるよ

2+

no.300

ほんとうに何もいらないんだ
嘘だと思われるから
欲しくないものでも並べるんだけど

同じ日を繰り返す時計
氷でできた枯れない花
日によって色を変える小鳥

差し出せるものを差し出させてあげる
無駄なことを強いてあげる
それで相殺される何かがあるんなら

引き換えにできないものなんてない
かけがえのないものなんてない
時が押し流せないものなんてない

それが口癖だったのにね
口癖にまでしないと
自分を騙せなかったんだよね

わかっていた
だからお互いさま
この名前はもう呼ばない

あなたはいつも
ぼくの向こうに誰かを見ていた
ぼくではない、ぼくの知らない

気づいていたのかな
あなたはきっと忘れない
忘れないまま生きていくのに

2+

【雑記】食ってはないけど生きている、詩で。

気に入ってもらえる作品の一例

・魂を込めなかったもの
「込めてやろう!」って気負いがないぶん素が出やすいというか変なブレーキかからないんだと思う。

・後から読み返すと恥ずかしくなるやつ
・「明日の朝に消しとこう」って思う類
本当のことや本当に書きたいことは大抵恥ずかしい。

よっしゃー、どやっ。で書き終える時と、んん?なんか出来たぞ?どうだ、読んでみる?の時と半々くらい。
着地点は自分でも不明のうちに仕上がることも結構。
頭の中で完成する前に書き出す→自分で「どうする?」ってやりながら書く→これこれっていうのが出てくる→気分が良い。ってルートは多いかも。

自分なりの「こうやって詩を書いてきた」論を作文するのも面白いかも。

自分では詩は感覚だろうと思ってたけどたぶん法則とか無意識に強いてるルールとかあって、それを感覚じゃない部分で整理すると面白いのかも。

私は書くことで救われていた時期があるので(今もか)、もしそれを見て誰かが「ふーん」って思って興味持ってくれるといい事だと思うし、いちばん下準備要らないのが詩や作文じゃないかなと思う。さらに言えば大抵のことって詩をベースにしてるんじゃないかな。音楽も絵も。イラストや歌や写真に詩は劣ると思ってた頃があったけど、今はそう思う。すべてのベースだって。
まあ、視覚的に訴えるものが強いのは分かるしできるだけ多くの感覚器に訴えるものは強いよ。映画とかコンサートとかね。
でも、詩は視覚部分、まあ、あとは触覚(詩集であれば紙の手触りとか)がせいぜい。
だけど、そのぶん読み手の想像力に委ねている。それって感覚器に頼らないぶん無限で無敵とも言える。

これまでの私の反省点としては「伝える努力」はあまりしてこなかったと思う。書いたから読んでね、ってスタンスでまあそれはそれで自分なりのやり方って言ったらそうなんだけど、他に何か新しい方法あるんじゃないかなと色々考えている。

私はこれで食ってはいないけど生きてるよということが誰かに伝わることがあれば、それは自分にとっても良いと思う。

漠然としたままとりあえず考えはメモ。

4+
Scroll to top